おひさしぶりで~す!メカニックの大楽です!!
みなさん最近暑かったり、肌寒かったり気温の変化が大きいですが体調の方はいかがですか?もうすぐで梅雨が明けると思いますが体調をくずさないよう気をつけて下さい。
今日は自動車の部品の中でとても重要なブレーキについて説明したいと思います。
ブレーキには大きく分けディスクブレーキシステム、ドラムブレーキシステムと2つの種類のブレーキシステムがあります。
ブレーキを作動させる時にはどうしても熱をもってしまいます。その熱を効率良く分散してくれるのに適しているのがディスクブレーキシステムでスポーツカーなどによく使われています。
ドラムブレーキシステムはディスクブレーキシステムよりかは熱の分散効率は劣りますが、制動力(止まる力)がとても良くトラック、バスなどによく使われています。
上の写真はディスクブレーキシステムの部品で新品のブレーキパットとディスクローターです。
ディスクブレーキシステムはブレーキパットでディスクローターを挟み摩擦によってブレーキを効かせるものなのでどうしても擦り減ってしまい定期的に交換が必要になってしまいます。
ブレーキパットはディスクローターより柔らかい材質で作られている為ディスクローターより早く減ってしまいます。
上の写真はブレーキパットの柔らかい部分が減って無くなってしまいブレーキパット(鉄の部分)とディスクローターが干渉してしまい損傷している物です。
写真で見て分かると思いますブレーキパットの厚さとディスクローターの厚さが右と左でかなり違います。
ブレーキパットが無くなってしまうと鉄と鉄が干渉していますのでそのままの状態でブレーキを使ってしまうと制動力は落ちてしまい、熱を持ち火花がでて大変危険です。
毎日通勤で使っている方や長距離を運転しているかたはブレーキパット、ディスクローターの消耗時期は早くなってしまいます。
定期的に点検をする事によりこのような不安を取り除くことが出来ると思いますので1年に1回は点検をオススメ致します。