こんにちは。メカニックの野口です。
今回は、メンテナンスの重要性について話したいと思います。
日本では、法的に定期的な点検整備を行う事が義務づけられています。12ヵ月点検、車検(24ヵ月点検)がそれにあたります。
ですので、日本でノーメンテナンスの車が公道を走る事は実質不可能ということです。
しかし、仮に何の点検も整備も行わずに走り続けたらどうなってしまうのでしょうか??
・・・・・上の写真はエンジンをしたから覗いたところですが、かなりのオイルが漏れてしまっています。モデルの車両は、当然、車検こそ受けてはいますが、消耗品の交換のみで、それ以外の修理の記録が残っていません。走行距離は10万キロを越えています。
2番目の写真は、同じく車両を下から見たところで、中央に見えるのがエンジンを支えているゴムブッシュです・・・・が、完全に定位置から飛び出てしまっています。これでは本来の役目を果たすことができません。
最後の写真は、ちょっとわかりずらいですが、前輪のブレーキディスク、パッドを写したものですが、ブレーキパッドが完全に擦り減ってしまい、通常の位置から外れてしまっています。これでは、ブレーキが効かずかなり危険な状態です。
かなり極端な例ばかりあげましたが、どれも定期的に点検、整備を行なっていれば防げたはずです。
脅しではないですが、国産車、輸入車問わず起こり得るトラブルです。
暖かい日が多くなってきて春らしくなってきましたが、お花見の帰りに道路で立ち往生・・・・なんて事にならないように愛車の健康診断はマメにやってあげましょう~。