こんにちは!
くるまマイスタ~のぐちです。
先日、イタリアはFIATのツインエアエンジンが生産終了とのニュースを目にしました。
時代の流れとは言え、後継エンジンも無く、輸入車好きとしてはなんとも悲しいことです。
ほぼ、同時期にデビューした我らがPEUGEOTのピュアテックエンジンも10年選手になろうとしています。
ガンガン使い込まれた幸せなエンジンも増えてきて、トラブルを抱えた個体もチラホラみかけるように。
そこで、今回は約100000km走行したピュアテック1.2ターボエンジンを分解してみました。
全体的に綺麗なものの、インテークポート、燃焼室のカーボン・スラッジの堆積が酷く、直噴ターボエンジンの宿命とはいえ走行に支障が出てしまいそうです。
走行距離を考えれば妥当な状態ですが、日頃の運転の仕方やメンテンナンスの重要性を改めて感じさせられます…
一見普通のエコエンジンのように見えますが、
ここで豆知識。
なんと、このエンジン、デビュー当時120もの特許を取得し先進技術もりもりの、まさに社運を賭けたエンジンでした。
その動力性能と環境性能のバランスの良さが評価され、2015年から4年連続インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーに選ばれています。
当時、初めて運転した時も、
「これ本当に1.2リッターなの!?」
と驚いたほどでした。
(もしかしたら、これがプジョーの最後のガソリンエンジンになるかもしれないな…)
先日、308GT Pure Tech Editionの販売が発表されました。
世界で認められた珠玉のエンジンを是非体感してみてください。
ではまた次回!!